PICKit3やICD3などを使用せず、USBから直接プログラムの書き込みをすることが可能です。この場合は、あらかじめ下図のように外付け回路を付加しておいてください。(RB5端子をVDDにプルアップし、スイッチを押したときRB5にローレベルが入力される回路を付けます)
マイクロチップ社のホームページからブートローダ用のPCアプリケーションプログラムをダウンロードしてください。
このプログラムは、マイクロチップ社から提供されているMicrochip Applications Libraryにあります。(インストールするには、MCHPFSUSBののページ参照してください)
インストールしたPCのドライブ(ここではCドライブ)に、つぎの名前のディレクトリがあります。
C:\Microchip Solutions v2011-07-14\USB\Device - Bootloaders\HID
ここにある、つぎのファイルが、ブートローダ用のPCアプリケーションプログラムです。
HIDBootLoader.exe
◆これを起動すると、つぎのようなウインドウが表示されます。

◆RB5のスイッチを押したまま、マイコンボードとPCをUSBケーブルで接続します。この後、RB5スイッチを離すと、'Device attached Connecting Device
Ready( s).' が表示されます。

◆【File】メニューから【Import Firmware Image】を選択してください。
◆MPLABなどを使って生成した ‘ .hex’ ファイルを選択し、ダウンロードします。
◆【Program/Verify】をクリックします。PICマイコンへユーザプログラムが書き込まれます。
◆【Reset Device】をクリックします。ユーザプログラムが起動します。
ただし、USBを認識できないユーザプログラム(コンフィギュレーションビットが異なるなど)である場合、
なお、旧バージョンのMicrochip Solutions v2010-10-19をご利用の方は、つぎの手順で
C:\Microchip Solutions v2010-10-19\USB Device - Bootloaders\HID - Bootloader
にあります。
◆これを起動すると、つぎのようなウインドウが表示されます。

◆RB5のスイッチを押したまま、マイコンボードとPCをUSBケーブルで接続します。この後、RB5スイッチを離すと、'Device attached.'
が表示されます。
◆【Open Hex File】をクリックしてください。
◆MPLABなどを使って生成した ‘ .hex’ ファイルを選択し、ダウンロードします。
◆【Program/Verify】をクリックします。PICマイコンへユーザプログラムが書き込まれます。
◆【Reset Device】をクリックします。ユーザプログラムが起動します。。

◆再度、ユーザプログラムを書き込むときは、RB5のスイッチを押したまま、【Reset Device】をクリックするか、USBケーブルを抜き差しします。
なお、あらかじめブートローダのプログラムを書き込んで出荷いたしますが、PICKit3 / ICD3を使用される場合などは、ブートローダは不要と思われますので、適時消去してください。
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